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きちんと作動すればとても便利なパソコンも、きちんとチューニングされていなければトラブルに見舞われ、作業能率にも響きます。前回のハードウェア・チェックに引き続き、今回は、ソフトウェアをチェックしてみましょう。パソコンの中には,大きく分けて次の4種類のソフトが入っています。
@BIOS(Basic Input / Output System バイオスと読みます)
ADriver(Device Driver ドライバと読みます)
BOS(Operating System オーエスと読みます)
Cアプリケーションソフト(略してアプリと呼びます)
@BIOS
バイオスはパソコンを購入すれば必ず1台の中に1つ入っています。電源を入れれば 英語 または メーカーのロゴが見えるでしょう。その間にパソコンが目を覚まして動く準備をしているのです。コンピュータに接続されているCPU・メモリ・ディスク・CDドライブ・フロッピーディスクドライブ・マウス・キーボード・ビデオボードなどの基本的周辺機器を検査、制御する機能をはたすと同時に起動ディスクの中の指示に従ってOS
を起動します。
ADriver
プログラムのひとつの形態で、ハードウェアを接続するときに間を取りもつソフトウェア。ハードディスクやプリンタのドライバがあり、機器を購入すると専用ソフトウェアとして付いてきます。プリンタドライバ、スキャナドライバ等はお馴染みでしょう。
BOS
a)OSの種類
OSとは、オペレーティングシステムとも呼ばれ、日本語では「基本ソフトウェア」と訳されます。
b)パソコン向けのOS
Windows 9X系統
Windows95/Windows98/Windows98(SE)/Windows ME
Windows NT系統 (ワークステーション用、サーバー用の2種類がある。)
WindowsNT3.5/WindowsNT4.0/Windows2000/WindowsXP
MAC系統
MAC-OS/MAC-OSX
オープン系OS
PC-UNIX (Linux/FreeBSDなど)
TRON(トロン。17万種の文字が扱える国産の超漢字OS。携帯電話で実用化されているitronと同系統。最近、NHK「プロジェクトX」でも話題になった。)
c)OSの役割
パソコンを動かすための基本的なソフトを指します。PC に対して直接指示する場合には、人間にとって非常に難解な言葉 (「0」と「1」の羅列による機械語)
を使わなければなりません。しかし PC とユーザーの間にOSをはさむことによって、人間にとって分かりやすい操作 (コマンド入力やマウス操作など)
でパソコンに指令を与えることを可能にしているのです。いわばOSは、パソコンと人間の「通訳」のような役割を果たしています。
OSはメモリやディスク、周辺機器などのハードウェアの管理や、ユーザーがパソコンを操作するためのプログラム(ユーザーインターフェース)の提供など、実にさまざまなことを行っています。その結果
、OSはアプリケーションなどのプログラムをタスクに細分化して同時に複数のプログラムが動 いているように見せたり(マルチタスクと言います)、データを必要な時に正確に読出し・書き込みができるよう制御します。更にパソコン全体が暴走しないようにコントロールしているのです。
Cアプリケーション
アプリケーションは私たちに最も親しみのあるプログラムですが、上手くインストールされないとパソコンが快適に動かなくなる可能性があります。特に、発売されたばかりのアプリケーションやインターネットなどで手に入るフリーソフトをインストールした時によく起こります。調子が悪くなったからといって、不適切な方法でアプリケーションを削除すると、更に悪くなります。アプリケーションをアンインストール(削除)する場合は、必ず「コントロールパネル」の中の「アプリケーションの追加と削除」機能を使って行って下さい(それでも完全に元には戻りません)。
メーカー系のパソコンにはおまけのアプリケーションがたくさん入っていますが、試供品や機能限定版がほとんどです。使わないアプリを除外して、OSの再インストールを行うと快適になる可能性があります。快適な使用のためには、パソコンの使用目的に適したアプリケーションを選別して、スリムなパソコンを目指しましょう。
最近、政府もオープン系のソフトウェアに移行を表明していますので、将来を見越したOSやアプリケーションの知識も必要になりそうです。
(システムコンサルタント/大崎 武)
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