現代の市民社会の中で大きく拡がり続けているNPO(民間非営利組織)の活動の根底に流れるものは、多くの市民が隣人の幸福なくして自分の幸福もないと感じ始め、他人の痛みを自己の痛みと捉える個人の意識です。自分たちの暮らすまち、国、地球が幸福で愛にあふれていてほしいという市民一人一人の想いが、日本だけでも数多くのNPO団体の和になって現れています。このような市民意識の変化(高揚という)の大きな潮流によって、NPOの存在は広く認知され、その活動は社会の中で大きな成果をあげ、もはや社会を支えるうえで欠かすことのできない存在になりました。
しかし、NPOのめざす社会の実現は個々のNPOだけですべてがかなえられえるものではありません。各NPO間の相互理解や協力をはじめ、NPO・行 政・企業が交流し、学び合い、刺激し合いながら、市民社会の創造へとベクトルを合わせ、パートーナーシップを構築することが重要です。
そのため、私たちは民・産・官・学がより有効に連携できるような活動を積極的に展開し、各NPOが自らの諸機能を発展させながら自立、成長するための支援等を強力に推進することをめざします。
1996年11月21日 設立
1999年4月14日 特定非営利活動法人格取得
大阪NPOセンターが考えるCSO(市民社会組織 Civil Society Organization)とは、市民の観点から自発的・公共的な活動を担いながら、社会変革を 目指している団体を総称したものです。
社会的ミッションを軸として結集し、公共的利益 や課題について行動するNPO等のテーマ型組織に限らず、地縁型組織や社会的企業等も含みます。
特定非営利活動法人促進法(NPO法)は、平成24年4月1日に改正され、認定に関する機関が今までの国税庁から都道府県及び指定都市へと変更されました。
その改定に伴い、大阪NPOセンターでは認定にかかる準備を進め、平成24年6月20日付で所轄庁となる大阪市に認定の申請を行い、その結果、大阪市が認定業務をはじめて、第1号の認定NPO法人として認められました。
寄附控除資格を活かし、市民社会の共感の輪をさらに広げるように邁進していきます。
これからも、皆さまのご支援と応援をなにとぞ、よろしくお願いいたします。
認定NPO法人とは・・・
NPO法人のうち、その運営組織および事業活動が適正であって公益の増進に資するものとして、 所轄庁の認定を受けた団体のことです。
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